旅の足跡 (アジア・オセアニア編)

中国(北京)
1996年に国際会議で北京に出張。 北京の料理はいまいち. レストランに入ってもメニューがちゃんと読めないのでちょっと ずれた感じのものが出てきた. 朝,屋台で揚げパンとワンタンを食べたら値段は非常に安かったが まあまあの味. 天安門広場で食べた麺は伸びきったスパゲティに野菜をのせたような もので最低.

北京のタクシーは怖い. 観光地では値段をふっかけてくるタクシーはいるし, 混んでいる道をやたらと飛ばす. 空港からは基本的にタクシーしかないので乗らざるを得ない.

北京の観光地: 時間があれば是非万里の長城まで行きたい. 万里の長城に行けなかったのが私の最大の後悔であり,また北京に行くとしたら 万里の長城だけは行きたい.

天安門広場から故宮(紫禁城)はとりあえず一度見ればいい. 紫禁城の入り口で日本語を話す素人のガイドに話しかけられ 二人で100元で紫禁城の案内をするという. まあ安いので頼んでみたら結構よかった. ただ,出口のところで明らかにグルになっていると思われるおみやげ物屋 に紹介されたのでさっさと逃げ出す. 紫禁城の裏手の景山公園からの眺めはすばらしい. 全般的に北京の街並みは工事も多くてあまり美しいとは言えない. ただし,古い裏通りを入るといかにも中国という風景があり, それはよかった.

その他,天壇と頤和園(いわえん)にも行った. 特に頤和園は広大な 庭園で見る価値がある.

香港
香港は 1994? 年に 1 回だけツアーで行った. ツアーで回る観光名所は一度行けば十分. ナイトクルーズも景色はそこそこ,バイキング形式のディナーは やはり質的には落ちるしどこかで食べたような味. 泊まったホテルはイートンホテル. ここはツアーでよく使われるホテルではあるが,立地条件もよく 部屋もこざっぱりとしている. 朝食もなかなかよい. イートンホテルから近いところの屋台街で食べたエビの炒め物の 味が忘れられない. 平凡な料理だが,あの雰囲気は香港らしさを 堪能できるものであった. この時は女性が多かったので買い物が中心. 裕華國貨というデパートがとりあえずの一押し. 私は買い物にはあまり興味はないので,鳥が売っている裏通り とかを見て歩いていた. 食べ物では時々日本でも紹介される亀ゼリーを体験. まあ食べてみれば漢方薬のゼリーという感じだが,これも香港らしい 食べ物である. 五花茶(ウファチャ)という甘いお茶と一緒に頂いた.

シンガポール(Singapore)
1997 年 7 月に UA のマイルを使って 7 ヶ月の子供を連れて行った。 この頃の子供だと,運賃も安いし,映画を上映するスクリーンの前に 子供用のかごを設置してもらえたり,子供用のグッズをもらえたりと いろいろ美味しい. ただし当然ながら子供は旅行の記憶はない. その後 2002 年 11 月に国際会議で出張(単身)。 この記録は最新の情報を合わせて書いてあります.

チャンギ (Changi) 国際空港からダウンタウンまではタクシーが基本的な 交通手段と思われる. ただし,料金など少し誤魔化されたのではないかという 話も聞いたこともある. 通常は20ドル前後のようである. 2002 年の時はエアポートシャトルを利用した. これは基本的に乗り合いバスで 定期的に出るかわりに,集まった人が泊まるホテルによって寄るホテルの 順番などが変わる. このときは幸いにして一番最初のホテルが私の泊まる ホテルであった. 値段は7ドルだったと思う. しかし20ドル札を出したら運転手がおつりの細かい1ドル札がないと言い出した. 結局1ドルをチップとしてあげることになってしまった. シンガポールにはあまりチップの習慣はないはずなのでこれも誤魔化しの一種だろうか.

1997 年の時泊まった Westin stamford (ウェスティンスタムフォード) というホテルは名前が変わって 2002 年現在 Swissotel stamford (スウィゾテルスタムフォード) というホテルになっている. ラッフルズシティというショッピングセンター隣接しており,交通の便 もよい(MRT city hall シティホール駅). 非常に高層なので,高層階の部屋が取れれば眺望はすばらしい. その割にランクは同じラッフルズシティに面している Raffles the plaza (ラッフルズ プラザ, 旧ウェスティン プラザ) よりも下なので 値段も手頃なのがうれしい.

1997 年に行ったときは子供も小さかったので身動きがなかなか取れなかったが ラッフルズシティや近くのマリーナスクエアでも買い物やフードコートなら 堪能できる. マリーナスクエアの中のショッピングセンター(電気屋の下かな?) ではいろいろなものが安く買える. prawn roll なども 2002 年に泊まった ANA ホテルから近いタングリンモール (Tanglin mall) などに比べても安かった. 子供向けの VideoCD などもマリーナスクエアの中で安く売っていた.

しかしなんといってもお勧めなのはリトルインディア(インド人街) およびアラブストリート(アラブ人街)である. MRT の bugis (ブギス) 駅からちょっと歩く必要があるが, この二つの地域は近代的なシンガポールの雰囲気の中でもかなり独特の 雰囲気である. インド人街ではカレーのファミレスみたいなところもあって 旅行者には入りやすい(2002 年のときは一人で入った). 勇気があればもっと地元の人が集まるフードコートなど もある. アラブストリートはイスラム教のイベントがあるときに行くと人が寺院に大移動 していて驚きの光景である. 1997 年に行ったときは寺院の近くのレストランで イスラム料理を食べた. 詳細は忘れたがかなりイスラムチックな雰囲気を 味わうことができる.

2002 年には上にも書いたように オーチャード (Orchard) から少し奥に入った ANA ホテルに泊まった. ここは日本人のスタッフもいるので英語に不安のある人は 安心かもしれない(ただし,たぶん常にいるとは限らないと思う). ここの長所でもあり短所でもあるのはオーチャードから歩くと結構時間がかかる ということである. 割と近くには Tanglin mall というショッピングセンター &フードコートもあるのだが,MRT のオーチャード駅までおそらく 10 分以上は 歩くので,シンガポールを動き回りたい人にはあまりお勧めのホテルではない. タクシーも外れたところなのでなかなか来ない. まあ呼んでもらえばいいのかもしれないが.

2002 年のときは空き時間にマーライオンも見に行った. ここは最寄り駅である Raffles place から歩くと少し場所がわかりづらい. まだ移築したばかりできれいなところではあった. ただし,セントサ島に行けば巨大マーライオンがあり,わざわざ時間を 割いて行くほどのところでもない. やはり空き時間が少ないときに とりあえず時間つぶしという感じだろう. このときは電中研の小野田さんに会って少し話ができてよかった.

おみやげをさがしてラッフルズシティからサンテックシティモール Suntec city mall に向かって歩いていくと途中のラッフルズホテルで玉川大の北野さんに 会って,いっしょにサンテックシティモールに行った. ここは人間の手のひら をかたどった感じでビルが並んでおり,風水も取り入れられた建造物で 手のひらの部分からの眺めは一応見物である. ただし,ここのシティモール 自体はあまり買い物には適していなかった(少なくとも私には).

オーストラリア(パース)
1995 年11月末に国際会議で出張した. 泊まったのはキングスパーク(Kings park)の近く(街とは反対側)の モーテルだった. ここは Western Australian University まで 歩いていける距離ではあったが,街までは本数の少ないバスで移動する 必要があった. キングスパークは散歩にはよいところである(ただしかなり 広大な公園である). また,ちょうどクリスマスシーズンのはじまりで,街中でパレードなどがやっていた.

パースの見所: 電車とバスを乗り継いでコフヌワイルドライフパーク Cohunu wild life park (今は Cohunu koala park?)という ところに行き,コアラをだっこしたりカンガルーなどを見たりした. バスは本数が少ない上にわかりにくいので電車の駅からはタクシーを 拾った方がよいかもしれない.

フリーマントル: パースからバスに乗る. 昔の牢獄の博物館とシーフードレストランが目玉. シーフードはまあまあ. 牢獄は面白い. 帰りのバスの本数が少なくて真っ暗になる.

国際会議のバンケットでバスに1時間以上砂漠をひた走り, 観光牧場のようなところに行った. 羊の毛を刈ったり,アボリジニの演奏やら,エミュなどの肉が食事に出たりと アトラクションがいくつかある. 夕景もすばらしかったので是非お勧めしたいところだが場所の名前など覚えて いないので,該当しそうなツアーを探してください.

未踏地: 台湾,東オーストラリアなどいっぱい



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