旅の足跡 (北米・ハワイ編)

アメリカ合衆国(ロス Los Angeles,ボストン Boston,シカゴ Chicago, ワシントンDC Washington DC, サンフランシスコ San Francisco・バークレー Berkeley, ソルトレイクシティー Saltlake city, ハワイ島 Hawaii/Bigisland)
1993 年夏にボストンに1週間程度滞在。 乗り継ぎのサンフランシスコで飛行機が遅れ,置いて行かれるも, お昼代を $10 もらう. シカゴはボストン,アムステルダムに行ったときアムステルダムからアメリカ 経由で帰るときに一泊. シアーズタワーにも昇る (曇っていてよく見えなかった).

ワシントン DC
1999 年夏. FBI とスミソニアンが目玉. 妻と2歳の子供を連れ,ホワイトハウス観光(見学チケットを取るのに並んだ なー),あとトラムにのって観光地を回るツアーにも参加( アーリントン墓地など).

サンフランシスコとバークレー
2002 年 12 月。 この頃は空港から BART (地下鉄) もなくて,ホテルを巡回するバスに乗って ダウンタウンに向かう. BART は便利だが,チケットのシステムが少々 わかりにくいのと,券売機がよく故障している. それを考えると日本の券売機は安定しているなー.

ソルトレイクシティー・スノーバード
2004 年 4 月に ソルトレイクシティーとその郊外のスキーリゾートである スノーバードに滞在. ソルトレイクはモルモン教(末日聖徒)の本山で, 町の中心にテンプルスクエアという大きな寺院があり,観光スポットに なっている. しかしそれ以外はごく普通のアメリカ地方都市で特に見るべき ものはない. 市内の一部はバスやトラムに乗り放題だが,はっきり言って 徒歩圏内である.

ソルトレイクからスノーバードまでは,タクシーなどを利用するのが まっとうな方法だが,ケチケチ旅行ということで,トラムで結構南下した ところでスキーバスというのに乗り換えるという方法がある. スキーバスのルートとかは毎年変わるようなので,テンプルスクエア近くにある デパートの中のトラム・バス案内所のようなところで確認しよう. トラムは制限時間内はどれだけ乗っても,また乗り換えても均一料金なのだが, スキーバスは別料金になるらしい. しかし,この辺はかなりアバウトで,トラムのチケット をバスの運転手に見せたらそのまま乗せてくれた. 私の英語がひどかったせいで,まあいいやと思ってくれたのかもしれない. トラムはヨーロッパ式で特に改札とかはないのだが,途中でコワモテの 検札員が乗り込んできてきっぷをもっていないとひどい目に遭うので くれぐれもきっぷは買っておこう.

スノーバードは春までスキーはできるのだが,結構断崖絶壁みたいなところが 多く,そういうところは雪が落ちてしまっている. まあそういうところは 滑らないからいいんだけど,中級者コースも崖に近いところを通ることがあるの でくれぐれも滑走には注意したい. レンタルスキーは半日ずつしか使わなかったので結局バラバラに借りた方が 安かったと思うが,面倒だったので3日間レンタルしてしまった. チューンアップも毎日されているから面倒でも毎日借り直すのが賢い. (連日借りても割引率は低かった)

ソルトレークに UA で行くには通常サンフランシスコ (SFC) 経由である. しかし,前日に急に便がキャンセルになり,急遽ロス (LAX) 経由で行くことになった. LAX の乗り換えはちょっとわかりにくい. 80番台のゲートが見つからなかっ たのだが,実は70番代のゲートの陰に隠れて?いたのだった.

ハワイ島
2004 年夏休み. はじめてのハワイがハワイ島というのもマニアックな話ではあるが, ハワイ島ヒロ(Hiro/東海岸)に知り合いがいるので頼っていったのである. この知り合いの有無がハワイ島観光の成否を分けたと言っても過言ではない. ハワイ島へは JAL がコナ(Kona/西海岸)空港に直行便を出している. コナ空港はとてもジャンボが降りるような感じの空港ではないが, それだけ観光客がいるということなのだろう. 実際,コナでは給油も 何もできないので,帰りはホノルルに寄って日本に戻ることになる.

ハワイ島全般は溶岩ごろごろという感じであるが,さまざまな気候分布を しており,コナは常夏のビーチがあるリゾート地. 一方反対側にあるヒロは 冬には冷えるくらいの温帯地域で,都市機能はヒロに集中している. 道路は大きく一周する周回道路と,内陸を走るサドルロード (saddle road) がメインの道であるが,サドルロードはレンタカーで通れない場合もある. ここに限らずワイピオバレー (Waipio valley),グリーンサンドビーチ (Green sand beach) などレンタカーで 行ってはいけない場所がある. その点,知り合いがいたので,どこにでもいけてラッキーであった. (残念ながらグリーンサンドビーチは行けなかったが)

初日,コナ空港まで迎えに来てくれ,ワイコロアビレッジ(Waikoloa / ここのホテルは そこだけで十分楽しめるリゾートらしい)で買い物をし, パーカーランチ (Parker ranch) のフードコートで食事. 本当は パーカーランチは肉が有名らしいのだが,時差ボケと機内食であまり 食欲がなかった. その後アカカ滝 (Akaka fall) を見てから その知り合いのお宅へ.アカカ滝はいわゆるジャングルという感じのところである. これから4泊お世話になることに. 夕方,お父さんと息子がサーフィンに行くというので見学に. ハワイの人は仕事が終わるとサーフィンするんだというカルチャーショック を受ける.

二日目. ヒロの町中で買い物. ウォルマート (Walmart という巨大スーパー), ボーダーズ (Borders / 書店) などを見て回る. ショッピングセンターの中にある PHO 808 というベトナム?タイ?料理の店 が美味だった.

三日目. 4輪駆動車でワイピオバレーへ. 断崖から見る海岸線が絶景で,その後急勾配の坂を4WDで下りていく. 自分ではちょっと怖くて下りられそうにない斜度である. 下につくと,今度は非舗装路を走る. 川を渡ったりするのがいかにも ワイルドで楽しい. その後浜に出て少し休憩. それからまたパーカーランチで昼食を食べ,夕方からは 子供を預かってもらって,4WD車でマウナケア (Mauna Kea) へ. 子供たちはヒロにあるオネカハカビーチ (Onekahaka beach) で遊ぶ. マウナケアは高地のため16歳未満は登れないのだ. さて,大人グループはサドルロードをヒロからどんどん登っていく. 溶岩が硬いためアップダウンをそのまま残して舗装してあるので, このドライブは快適とは言い難い. 途中のT字路を右折するといよいよマウナケアへの登山道であるが, 山腹のオニズカセンター (Onizuka center) で少々高地順応をする 必要がある. また,そんなに長くは山頂付近にはいられないので, 日没時刻を計算してそれに合わせて登っていくのだ. マウナケア山頂は8月で気温6度,借りていったダウンジャケットに 身を包んでも風が冷たい. これも知り合いがいないと大変である. 多くの天文台が並んでいる様は壮観である. また,日没時にはマウナケアの影が雲海に映る「影マウナ」も鑑賞できる. すばらしい日没を鑑賞すると,オニズカセンターまではハザードライト だけで下りなければならない(天文台に光が入らないように). オニズカセンターおよびサドルロード分岐のT字路はすばらしい天体観測 ポイントである. ただし,山頂であまりはしゃぐと高山病で 下りてから気持ち悪くなって天体観測どころではないらしいので, 山頂での行動はくれぐれも慎重に.

四日目. 今度は普通の車でキラウェア (Kilauea) へ. 最初にヒロの町はずれにあるレインボー滝 (Rainbow fall) へ向かう. 滝壺付近にかすかに虹が架かって見える. また,滝の落下点近くまで比較的容易に近づくことができる(落下注意). キラウェアは Volcano national park の中にあるが,山というイメージより 地の裂け目という感じである. マウナケアやとなりのマウナロア (Mauna Loa) に比べるとあまりに低いからである. ここはひたすら溶岩溶岩という 大自然である. ただし,真っ赤に燃えた溶岩を拝むには火山活動が 活発な時期でなければだめで,今回は遠くにかすかな煙と火が見えただけだった. それでも,チェインオブクレーター (Chain of Crators) の先にある 国道をふさいでいる溶岩帯の上を歩くとそのスケールに圧倒される. また,その入り口の海岸はがけになっていて,溶岩と海が作り出した 自然の造形美が(高所恐怖症の私にはちょっとこわいけど)堪能できる.

五日目. お世話になったヒロの家を出て,コナへ向かう. まず,南側に向かい,ブラックサンドビーチ (Black sand beach) で ウミガメを鑑賞. それからサウスポイント (South point) に行って, 海岸線の自然美と,ちょっとうらぶれた風車群を見る. ちなみにサウスポイントはアメリカ合衆国最南端の地である. その近くにはアメリカ最南端のパン屋として有名な店がある. それからどんどん島の西海岸に入っていくとコナ地域である. 途中にホナウナウ歴史公園 (Honaunau National Historical Park) がある. その近くにいいシュノーケリングポイントがあるらしいのだが, 子供向けではなさそうなのでパスして,カハルウビーチ (Kahaluu Beach) へ. すばらしいポイントだったが,その日はとりあえず早めに上がって, コナの宿泊先のキングハメハメハホテルへ (King Kamehameha Hotel). ビーチからはわりと近くである. 晩ご飯は Bubba Gump というエビ料理のお店. 非常においしくて 最終日にももう一度行ってしまった. 地ビールもおいしい.

六日目. カハルウビーチで一日過ごす. 午後,サーフィンファンの ためにパプナビーチ (Papuna beach) へ. 火山島にはめずらしい白砂の きれいなビーチである. 子供はここでボディボードを初体験. 夜は Lulu's という地元っぽいお店で知人との最後の夕食.

七日目. 妻は買い物,子供と私はホテルのプールで遊ぶ. お昼は教えてもらった コナブルワリー (Kona Brewery) で昼食. ここはわかりにくいが,キングカメハメハから坂を上がっていく途中にある Firestone の看板のあるところを入っていくと一番奥にある. その後買い物をしながらコナの町中を歩く. 子供と私は商店街から海に出たところにあった芝生の上で休憩. 妻はその間に知人の家にあった立体ハワイ島地図をゲット.

八日目. 朝チェックアウトしコナ空港へ. 前日にフロントのおばさんに 確認した感じではタクシーがいっぱいいると思っていたのだが,全然おらず フロントで呼んでもらうことに.まあよくあることだ. それからは順調に日本への旅となるはずだったが,立体ハワイ島地図が 思わぬネックに. 機内持ち込みしたのだが,その上に荷物を載せられないので, うすっぺらい地図がでーんと荷物置き場を占領. このまま日本に向かえば 問題はなかったのだが,ホノルルで一旦荷物を下ろし,乗客も増えるという 話で不安に. 結局は再びでーんと占領できたのでよかったが. この地図を買うときは運搬の心配が必要なり.

カナダ(バンクーバー Vancouver 、ウィスラー Whistler)
2002 年 12 月にバンクーバーの国際会議とスキーリゾートである ウィスラーでのポストワークショップに参加。 レンタルスキーは比較的高い気がするが,ちゃんと足に合わせてくれるなど サポートはしっかりしている. (料金2重取りされたような気がするがよくわからない. しっかり確認しよう) バンクーバーは寿司がうまい. ほとんど缶詰であまり観光はしていない.

未踏地: 一応アメリカとカナダは行ったが広すぎるのでたくさん



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