カシオペア号 : 1999年7月から営業をはじめたカシオペア号は 全部個室でしかも各部屋にトイレと洗面台がついている. また,テレビは 衛星放送とビデオ,それからカーナビ映像(北斗星はビデオのみ)があり 楽しめる. 特にカーナビ映像は自分が今どこを走っているのかわかって飽きない. ただし,青函トンネルをくぐっている時はかなりうるさく目が醒めてしまった.
札幌 : ススキノは怪しげな店も多いが,うまい食べ物にありつくには ススキノに行かないとなかなか味わえない. ラーメンは逆に ラーメン横丁からはなれたいろりの黒いラーメン,龍鳳のピリカラーメン, 味の時計台の味噌ラーメン等がうまい. 第2ワシントンホテルの近くにある焼肉屋は雰囲気も味もよい割に値段が安く, ワインのサービス等があり,生ラムや牛サガリをたくさん食べまくった. 二条市場では客引きがちょっと怖かった. ウニやカニは北海道とはいえそれなりに高い. クラーク博士のいる 羊が丘展望台には地下鉄とバスを乗り継いで行った. 500円も取る割には たいしたことはない. 2 月に行ったときは, 大通り公園の札幌雪まつりを見ることができた. ものすごく感動するというものでもないが, 見慣れていない者にとっては圧巻である.
小樽 : 小樽のうまい寿司屋(某食中毒で有名な「有名寿司屋」でない店) の探訪をしたいんだが,寿司はやっぱり高いのでなかなか難しい. 小樽を散策して疲れたらオルゴール博物館で休むのがよい.
稚内 : 11月に札幌から寝台で稚内に行き,レンタカーで雪の宗谷岬に行く. さすがに北限という感じがでていた. また稚内の駅周辺も厳寒の地の風情が あった.その日のうちに札幌に寝台で戻ったのでかなりあわただしかった.
洞爺 : 北海道に最初に行った時に北斗星を下りた最初の駅である. 着くのが早かったのと,季節が冬に向かっていたので,暗くて寒い印象が強い. 火山博物館を見学.
室蘭 : 東室蘭から乗り換えて,室蘭へ. バスで地球岬に行った. バスの本数は比較的少ない. 東室蘭の駅近くにあった「なかよし」という ラーメン屋のラーメンがとてもおいしくて記憶に残っている.
登別 : 登別温泉は登別の駅からバスで20分程. 冬だったので 熊牧場には行かず,地獄谷を回ったぐらい.
知床 : 網走からレンタカーで知床(ウトロ)に向かう. 最初の涛沸湖の原生花園は きれいな湿原で,美しい. 北海道にはこのような風景がざらにあるようだ. 途中オシンコシンの滝は観光客で風情はない. 雨の中,知床五湖を一周したが,観光客は途中で引き返すので そこからが後がよい. ヒグマが出るというので音を鳴らしながら歩かねば ならない. そんな中,エゾシカに出会った. 知床峠を通って,羅臼側へ向かうが 霧で羅臼岳は見えず. また,羅臼から国後島も霧で見えず. しょうがないので トド肉と鹿肉を食べる(この店はガイドブックに載っていた羅臼から10kmほど南に 引っ越していた). するとトド肉を食べたと言う認定証をもらえた. 網走へは中標津を通って行ったが,途中の道がとてもまっすぐで感動した.
網走 : 台風が来ていたので風が強かったが,天気はまあまあだったので 摩周湖に行く. 途中屈斜路湖が峠からよく見えた. 摩周湖は展望台が 3つあり,すべてまわったが,特に裏摩周が観光客も少なく,湖面にも 近いのでお勧めだ(車がないと辛いが). 季節がよかったせいか,霧一つないきれいな摩周湖が見えた. さすがに吸い込まれそうな感じはすばらしい. 網走では,網走刑務所(博物館じゃない現役の方)に行った. ちょうど一年に 一度の公開の日で,いろいろなものを安売りしたり,中を見学できたりした. 中には大きな工場がいくつもあり,熟練した腕が必要なものが多そうだったので 社会復帰も難しくないと思わせる程だった. 網走ではその他,知床半島の山々がきれいに見えるし,旅館も知床で泊まった ホテルよりはずっと洗練されていて料理も美味しい.
釧路 : 網走から釧路へは特急がない. しかも一両編成という すごくローカルな雰囲気の列車である. また単線部分は待ち合わせも多い. その分旅情も味わえる. 釧路自体は比較的大きな地方都市という感じである. 釧路湿原にはノロッコ号というJRの列車で行く. 釧路湿原駅で下りると, 展望台しかない. 眺めとしてはそこが一番いいようだが,湿原に近づけない. その次の駅まで歩いて,そこにある木道を歩いて湿原を見る. 釧路湿原 といっても全体が一望できるポイントは多くなくて,所どころ山や森もあるので 尾瀬が原とかの方が歩いていて広々した感じはある. 釧路川をカヌーで 行くとよさそうな気がする.
未踏地: 函館,根室, 積丹,旭川,富良野,十勝 etc.
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