落書帳

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2000 年 12 月 13 日

私は童顔のため,昔から実際より若く見られることが多い. 高校生や大学生の頃はなんだか子供に見られていやだったが, この頃では得をしたような気になる. さすがに,この歳で未成年に 見られることは(海外は別として)少ないし,大学とかにたまに行くと 院生ぐらいには間違えられる. 少なくとも研究者にとって若いということは 武器になる. ただし,本当は中身も若くなければならないのだが.

中身も若いつもりだったがやっぱり元気な学生さんとかを見てると さすがに衰えを感じる. というか,学生の頃からあんまり元気じゃなかったかも^^; こういう職業にいるせいか,考えていることとか,悩んでいることとかは 学生時代からあまり変化がない. 例えば最近は 17 歳くらいの凶悪犯罪が 多発していて犯人のコメントとかに対して「XXX などとわけのわからないことを 言っています」などと報道されているのをみると,XXX が自分の普段思っている ことだったりして,ドキッとしたりすることがある. まあ私の場合は結局 グウタラな性格の持ち主で,行動力というものを持ち合わせないために, いろいろな行動に出ずに済んだというところではないかと自己分析したりしている.

ところで,身体的な若さということに関して言うと,少し前までヒゲなんて 一週間剃らなくてもそんなに伸びなかったのが,最近ちょっとだけだが伸びる ペースが上がったような気がする. やっと思春期過ぎたってことか? もう一つ,これは助かっているのだが,20代半ばぐらいまでふとしたきっかけ (呼ばれて振り返るとか,急に立ち上がるとか)で,頭の中がガーンとショックを 受けるような症状に襲われることがあった. ガーンとくるのは一瞬で, それから数秒じっとしていると段々引いて行くのだが,これが最近めっきり 起きなくなったことだ. 妻と話したところでは,それは脳しんとうで, きっと歳とともに脳が萎縮して頭蓋骨に脳がぶつからなくなったんだよという 話で落ち着いた. でもどこもぶつけてないのに脳しんとうって起きるのかな? 真偽の程がわからないので知っている人がいたら教えてください. 意外に長くなったので今日はこの辺で. 若さに関するネタはいくつか あるのでまたいつかしよう.


2000 年 12 月 7 日

この日記もすっかり 2 ヵ月ごとのアーカイブというペースが定着してしまった. たまにしか書かないのは,あんまり下らないことを書いてゴミを増やさないように したいという環境に優しい気持ちがあるからです(嘘).

さて,チーズ好きの私は近くの筑波西武で賞味期限が近付いて割引になっている のを買って安いワインといっしょに晩ご飯代わりに(?)食べるのが楽しみの一つ なのだが,同じようなことを考えている人は多いらしくて,静かな競争状態にある. 中でも,妻が発見した Pave d'Affinoir というチーズはかなりイケてると思って いたのだが,この間のはなまるマーケットでチーズ特集をしていた際に, なぜかこれだけ名指しでお勧めチーズとして紹介されてしまった. これでもう割引価格で買うことはほとんど不可能になってしまうかもしれない.


2000 年 11 月 29 日

風邪を引いてしまったようだ. ただでさえ怠惰なのに,体の調子が悪いと無茶苦茶 怠惰になってしまう. 子供の頃から体は丈夫な方だと思っていたが,大きな 病気をしないというだけで,喉が弱いせいかよく風邪を引くし,腸が弱くて 脂肪分の多い食事を食べすぎたりするとすぐにおなかをこわす(というわけで 脂肪率増加計画は未だ成功していない). ともかく,職場の診療所で薬をもらってきた. そういえば子供の頃は風邪くらいで薬なんて飲まなかったのになー. 薬が無料だと思ってあまり軽い風邪でも薬を飲んでると抵抗力が落ちるかな? とりあえず早く帰って寝よう,と思ったらこれを書いていて結局帰る時間は 変わらなかった. もうすぐ師走の足音が迫っているのでがんばったのが いけなかった.


2000 年 11 月 21 日

昨日,研究室で掃除機を買うと言う話をしていて,掃除機ペットロボットという アイディアが出たのでここに書いておこう. 掃除機はそもそも鼻の長い犬のような形をしていて,結構かわいらしい. それがゴミをすって「おいしーー」と言うとか(あるいは「ワンワン」喜んだり), ゴミがいっぱいになったら「もうおなかいっぱい」とか. こんな風にいろいろおしゃべりしたら家事をする人もペットのお散歩感覚で 掃除ができて一石二鳥ではないだろうか. その前に冷蔵庫に続いて伝言機能付き掃除機とか出たりして,すれ違いの 多い家族のコミュニケーションツールとして重宝するかも知れない. 掃除機自体ちょっとうるさいので,この辺りは技術的課題があるかも.

そのうちシャープかサンヨーあたりから本当に 出て来そうで怖くはあるのだが... と思って web で調べてみると, CareBotという掃除機ロボットは すでにあるようだ. しかしなんといってもアメリカ製だけあってなんとも 愛敬がない. ここのサイトは 三菱の研究所 (RWC とも絡んでいる人達が作ってるみたい)のコラムからリンクを張ってあった ようなので,三菱にも期待しよう. そもそもロボットといえばガンダム,ガンダム といえば三菱(何のこっちゃ),ということで AIBO で先を越された三菱としては この辺で巻き返しを図りたいところでしょう.


2000 年 11 月 9 日

昨日久々に髪を切ったので床屋ネタ. まあもともと髪型とかにこだわらない性格なので, どうにもうっとうしくなるまで髪を切らないという,財布にも地球環境にも優しい ペースで床屋に通っている.

床屋の椅子に座るとまず「どうしましょうか?」と聞かれる. 高校生まで母親に切ってもらっていたので,大学に入って床屋に行って困ったのが これに対する答え方である. 「耳が出るくらいでお願いします」という決まり文句 を覚えてからそれをずっと使っているが,他の髪型にしたくなったらどう言ったら いいのかよくわからない. さて,髪を切った後,鏡を出して来て 後ろ側のカットが OK かどうか聞かれる. 私の場合眼鏡をわざわざかけることに なるのでその手続きはより面倒だ. だが,これは完全に形式的なもので, 「大丈夫です」という以外にない. さて,床屋さんによっても違うがその後 シャンプーとマッサージ,ヒゲソリという気持ちのいい作業が続く. 幸いなことに私の通っている床屋ではシャンプーする際に, 「どこかかゆいところないですか」などという形式的な質問はされないのだが, 本当は結構かゆいこともある(大阪人ははっきり言うらしい). マッサージははっきり言って物足りないのだが,あくまでサービスだからなー. ヒゲソリの時に目を開けているかどうするかが悩ましいところである. まあつぶってしまえばいいのだが,寝ていませんというところを見せなくてはいけない. あと,女の人だと結構顔が近くに来てドギマギしてしまう. これは歯医者でも同じ. 最後の難関は「整髪料をお付けしますか?」というもので,これには今だ決定的な 解を見出していない. とりあえず「ヘアムースお願いします」と「何もつけなくて 結構です」をランダムに使いわけてはいるけど...

さて,床屋で感じたことがある. 純粋に客の立場からしてみると,床屋と医者 というのは非常に似た存在なのだが,なんだか医者は偉そうであり,床屋は腰が 低い(もちろんどちらも例外はいるけど). まあいろんな理由があって実質的な社会的地位が違うからだろう. この手のものでやはり変だなーと思うのは,官僚と民間企業との関係. 官僚なんて所詮サービス業なのに少し権力があるだけでとても偉そうである.


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