落書帳

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1999 年 12 月 16 日

性欲があれば当然食欲という話もある. 私は基本的に臭い系やゲテ物が好きだ. しかし,チーズとかは日本に入って来る物は 若くて匂いの少ないものが多くて悲しい.

食べたことがないものや臭い物に対しては味覚以前に好奇心で惹かれている 面もあるかもしれない. 臭い物を毛嫌いしたり,食べたことがないという 理由だけで物を拒絶する人達はあまりお友達になりたくない. この辺りは下ネタにも共通している.

さて,昨日 BIG Wednesday を見ていたら,松田聖子の特集をやっていて, 視聴者アンケートで,この前忘年会で歌った「制服」が 7 位にランキングされていた. 赤いスイートピー(こっちは 1 位)の B 面だったということで,結構 知られているんだなーと思った. 松田聖子本人は好きじゃないんだけど,歌とか聞くと中高生時代を思い出して ノスタルジックな気持ちになる.

ところで,どうした風のふきまわしか昨日今日と連続で書いている. しかし,書いたものを読み返してみると必ずしも自分の気持ちがそのまま 伝わっている訳ではないことにがっかりする. あー,世の中にまたゴミを増やしてしまった,という気分に襲われることも 多く,そうするとまた一ヵ月くらい書けなくなる. 別に,自分のために書いているようなところもあるからいいんだけど.

ネットサーフィンしていると,おもしろい情報やおもしろい文章が溢れかえって いる. web に限らず,テレビや出版物も山のように情報を出し続けている. 別にそういうものは知らないなら知らないで生きて行けるのだが,手に届く所に 情報があるとついつい知らないでは気が済まないという性分なのだ. なんだか忙しい時代だ. 癒しブームなんていうのもはやっていることだしそのうち 反動が来るに違いないと思うのだが,どんな形でやってくるのかはよくわからない.


1999 年 12 月 15 日

昨日飲み会で話が出たから,今日は下ネタについて. 中学から高校にかけて,私といえば下ネタが連想されるほど下ネタ好きだった. しかし最近はめっきり下ネタを口にしたりすることはなくなった. この落書帳にも下ネタはほとんど登場しない. 聞いたり見たりするのは相変わらず好きなのだが,,,

下ネタは人間の基本的な欲求に関係していて根本では皆(程度の違いはあれ) 「好き」なはずである. あまりにも好きだからみんなそれに走りすぎるとそれはそれで問題だから, 社会的にはタブー視される面もあって, 嫌いと言っている人は,そういう社会的な倫理観で自分を抑制しているだけなのだ. タブーには逆にそれを破る面白さもある. また,普段我々は少なからず仮面をかぶってコミュニケーションしているが, 下ネタ話をしているときには仮面もクソもなくなってしまう. だから,私にとって下ネタ話ができるかどうかは親しさのバロメータのように なっている. 逆に,下ネタ話を頑として受け付けない人に対してはこちらの仮面も 厚くなってしまうというものだ.

さて,話題を変えて,負けず嫌いということについて. 私は小さい頃から筋金入りの負けず嫌いだった. トランプなどのゲームに負けるとよく泣いた. そして自分が勝つまでやりたがった. 大人になってからもその性格は基本的には変わっていないと思うが, 負けないためには勝負をしなければよい,という知恵を身に付けてからは それほど表だって負けず嫌いということはなくなった.

自分の能力を伸ばす際に,それが「好き」であることと「負けず嫌い」である という二つが私の場合重要だった気がする. 前者はともかく後者は必ずしも 精神的に健全とは言いにくい面もあり,また,無理に勝ち負けをつけたりすると 逆に良くない方向に作用してしまうこともあると思う. 研究業界も,勝ち負けで議論されることがあるけれども,それにはあんまり 賛成しない. (でも「勝てないから勝負しないんじゃない?」とか, 「もうちょっと勝負してまともな研究したら?」とか言われるとちょっと苦しいかも ^^;;)


1999 年 12 月 13 日

師走だからなかなか忙しくてこのページも更新できない。 というのは 真っ赤な嘘で、単にしばらく書く気が起きなかっただけだ。 やる気のムラが激しいのには我ながら困ったものだ。

ところで、先週末は従兄の結婚式で名古屋に帰った。 親戚が集まる機会も滅多になくなった(というより私の場合は親とも滅多に 会わないが)。 小さい子供時代しかしらない従妹の女の子たちとはほぼ 10年以上ぶりくらいだったが、すっかり大人びてきれいになってしまい、 見違えてしまった。 いとこや幼な馴染みの同級生というのは何かしら照れ臭い存在だ。 以前はすごく親しかったのに、ずっと会っていなくてお互いほとんど別人といって いい存在になってしまうと、どう接していいのかよくわからないのである。

しかし名古屋の結婚式といっても、(東急ホテルだったからかも知れないけど) 別にそれほど東京や大阪の結婚式と大きな違いはなかった。 テレビで放送されるような派手婚は、もはや郊外の田舎に行かないと見られない のだと思う。

地元ネタでもう一つ。 出身高校がラグビーで県大会優勝し、花園に出るらしい。 全国優勝経験をもつ高校を破っての出場でみんな浮かれているみたいだ。 うちにも寄付を求める手紙が舞い込んできた。 同級生からの情報によれば 一回戦に出るだけで 600 万円、万が一? 2回戦に勝ち進んだら 1000 万円かかる そうだ。 OB の舘ひろしあたりがドーンと寄付してくれないだろうか。 創立 30数年そこそこの高校では他にそんなに金持ちもいそうにない。


1999 年 11 月 17 日

新聞を見ていたら, 現代の若者には実行もしないのに無闇とポジティブな人が 多いと言う. その上挫折もしやすいらしい. 自分たちの世代は3無主義と言われていたから, それに比べればましな気もするが, 若いというのは何かと不安定でバランスの悪いものだ. バランスの悪さゆえに生まれて来るものもある.

バランスの悪さという点ではむしろ社会における歪みの方が大きいのではない だろうか. お騒がせのミッチーサッチー騒動やらデヴィ夫人に始まり, オウムやライフスペースはその最たるものであろう.

しかしこういう議論はアウトライアーをみて集団の性質に関する推定を 行っているわけで, 必ずしも真実をとらえているとはいえないなー, というのが統計をかじっているものの感想なのであった.


1999 年 11 月 11 日

今日は平成で言えば 11 年 11 月 11 日. いわゆる切り番というか, 並び数字 の日で, 人間はこういうのがなぜか好きだ. millenium とかいうのもそうだし, 何か切りをつけないと気がすまないのだろうか.

以前に自分の値段を調べるというお遊びホームページを紹介したが, その後 ダウンタウンの HeyHeyHey で取り上げられて以来話題になったようだ. さらに, 同番組で新たに紹介されていたのが, 「運命の人調べます」 というページで結果はこちらである. その他にも動物占いだのいろいろ盛んなようである. お遊びとしてはなかなか楽しめるものだ.

研究所内では独立行政法人化に向けての話題が忙しい. いろいろ決まっていない中でデシジョンをしていかなければならないわけで, 憶測やら何やら飛び交っている. 人生なんとかなるさという気持ちで生きているので, あんまり真剣にとらえる ことはできないのだが, どうやら自分の研究はこの改革においてあまり ポジティブには評価されていないという感じはするので, 多少はビジョンを 立てておかないとまずいかもしれない.


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