落書帳

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2001 年 2 月 9 日

年が改まって心を入れ換えてもっと更新しようと思っていたが, 結局 1 月には 3 回しか更新しなかった. 学位論文は終わったが, 独立行政法人化に向けての準備やら目先に迫った原稿の〆切やらでちっとも 暇になっていない. といいつつ結構のんびりはやっているのだが...

ネットサーフィンしているうちに小さい頃住んでいた尾張旭市の情報ページ を見つけて懐かしかった. しかしどうやら通っていた幼稚園はもうないらしい. なんか人間よりも社会や組織の寿命というのは短いなー,という世の無常を改めて 感じたのであった. 人間は長ければ 1 世紀近いライフサイクルで,まあそれほど 変化しないで生きていくが,建物や組織は 30 年も続いていればかなり 長生きの方ではないだろうか.

幼稚園ほどショックではないが,大学時代下宿していたところが,卒業後に 訪ねたら駐車場になっていたのにも結構驚いた. まあもともと古かったから しょうがないんだろうけど.

しかし,小学校時代の友人のホームページも見つけてメイルを書いたら返事を もらえたので少し救われた気がした. 私が引っ越したりしたせいもあって,小学校時代の友人や先生とは全く音信不通で あったのでとても懐かしかった. あと,全然関係ないが,職場のチャイムが まるで小学校の授業のチャイムの様な音色に変わったのは担当の人が ノスタルジックな趣味だったのだろうか.


2001 年 1 月 18 日

やっとのことで昨日学位論文の本審査が終わった. これで長年の目の上の たんこぶと肩の荷を一度に落したような,入試を終えた高校生のような気分である. まだ後処理は残っているが,とりあえず終わったということで, 以前に予告していた学位取得への道という ページをオープンにした. まだ未完なので暇な時にぼちぼちと 更新していこうと思う.

そういえば今日お昼を食べている時に出た話題だが,旅行先で思わぬ知合いに 出会うことが多いという話になった. 直接知合いでなくても話しているうちに 共通の知合いだったりするのも入れるとかなりの確率になるのだとか. しかし私はそういった経験がほとんどない. きっと接近遭遇しているのだが 鈍感だからかあまり人に注意を向けていないからか,全く気づかないのである. 高校の同級生が同じ研究所に来たのもしばらく気づかなかった. そういえば,囲碁の ML で知り合ったつくば在住の人が高校の先輩だった ということが一度だけある. その人とは初対面だったのだが,その先輩が浪人で私が現役の頃, 大学への数学の学力コンテストというのに名前が出ていたのを 長年覚えていたということで,私にはとてもできない記憶力である.


2001 年 1 月 9 日

1 月 6 日より省庁再編があり,通産省・工業技術院・電子技術総合研究所から 経済産業省・産業技術総合研究所・電子技術総合研究所 という名前に変わった. ただしこれは単なる看板のかけかえだけで,4月からいよいよ 独立行政法人産業技術総合研究所がスタートする (後ろについている電総研という名前もなくなる). 一研究者としてはとにかく振り回されずにやっていくのみである.

ところで個人的にはメガネを新しくしたというのが大きなイベントである. 今までしていたのは大学院の時から10年以上しているものであるが, 物持ちのいい私でもさすがにくたびれてきたかなーと思っていたところに 年末セールをやっていたので思い切って買いに行った. 今までとはちょっと違ったデザインにしようと思っていたのだが,店員さんと 話をしていたら今までとほとんど同じデザインのものに落ち着いてしまい, 周りの人は全く気づかない様子である.(センスがないので「そちらの方が お似合いですよ」と言われるとそちらに流れてしまうのであった^^;) ところで,メガネはスキーで転んだ時などスポーツをするときに大きなダメージを 受けてしまうので,今まで使っていたメガネはスポーツ専用メガネとして今後も 活躍の予定である.


2001 年 1 月 4 日

とりあえず新世紀のごあいさつ. あいかわらず ぐうたらに更新を続けますので21世紀も御愛読の程よろしくお願いします.

まず昨年末の復習から. 普通は年も押し迫ると忙しくなるものだが, 研究をしている身にはあまり関係がない. ということで年末は温泉三昧であった. まず,研究室の忘年会で塩原温泉に一泊した. バス送迎1泊2食付きで4000円代という 信じられないような価格だが,薄利多売でお客の回転率を上げているから十分 元は取れているようだった. 料理はそこそこ,宴会の時間制限も厳しいなど 値段相応の対応ではあったが,まあ忘年会だから騒げればいいわけで, 結構楽しめた.

クリスマスをはさんだ後の3日間,JR東日本の「Go-Go-3days きっぷ」という JR 東日本の特急指定(含新幹線)にも乗り放題の企画切符を買って東北への 温泉&グルメツアーと洒落こんだ. 行き先はとりあえず JR 東日本で行ける だけ行こうということで,青森の浅虫温泉と秋田の男鹿温泉に決めた. 折しも強烈な寒波が押し寄せたため,特に浅虫から男鹿に行くのに 列車の遅れやら,タイヤチェーンを巻いたバスに数十分も揺られるなど なかなかハードな旅行であった. そんな大変さも,美味しい魚介類とゆったり 温泉につかれば,雪国らしさの演出の一つにも見えてしまう. いろいろな意味で塩原とは全く違う旅行であった.

もう一つの旅の目的は,子供が列車好きなので,いろいろな新幹線や特急に 乗るということであった. 東京に行く時も上野まで「フレッシュひたち」に乗り, さらに普段なら絶対に乗らないであろう上野から東京までの新幹線(E4系MAX) に乗って,東京駅から盛岡に向かった(当然帰りも同じルート). なんだか列車オタクっぽくなってきたが気にせず書こう. 常磐方面は新幹線の便が悪い分,スーパーひたちとフレッシュひたちという 二つのJR東日本自慢の特急が通っている. これは青森でも同じで,はつかりや, 今回は乗れなかったがスーパーはつかりというきれいな列車が走っている. 盛岡から先の新幹線は結構工事が進んでいるようだったが,地元の報道によると 有力政治家がいないせいで今までどんどん先伸ばしにされてきたとか. 不条理だよなー.

ところで,旅行に行くと,子供がらみで苦労することが二つある. 一つは最近法律化もされたチャイルドシートである. 旅先でタクシーに乗ろうと してもチャイルドシートを搭載しているタクシーなどほとんどないので 子供をだっこして子供ごとシートベルトを巻くというすごい技を使うのだが, 子供が大きくなって来てかなり無理があるし,場合によっては余計に危ない という説もある. 携帯用のチャイルドシートというのもあるけど,値段の 方も馬鹿にならないし,結構難題である. 幸い今回はタクシーに乗る機会は なかったけど.

二つ目の方は,子供の虫歯感染予防である. これは子供のいない一般の人では 知らない人が多いと思うが,子供の虫歯の根本的な原因は親の唾液からの虫歯菌の 感染である. というわけで,親と子供は食器や箸などを完全に分離する必要があり, これがなかなか苦労する. まあ家族だけならはじめに子供に取り分けてやれば いいのでなんとかなるのだが(取り皿も小さいのしかくれないところが多いが), それを知らない知人,親類などが同席している時はいちいち説明しなければ ならないし,理解が得られるかどうかも気にしなければならない. 後は,親が箸をつけてしまった後に子供が欲しがった場合に苦労するぐらいか. というわけでこれも難題である.

今日は久々ということもあって去年のネタだけで長くなってしまった. 新年のネタは次回ということで.


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