落書帳

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2002年2月25日

週末にハムスターが家にやってきた。といっても幼稚園から3泊借りただけだが、 わが家のつかのまのペットブームであった。 かごが狭いせいもあってやたら外に出たがるのでちょっと外に出してやったら 最初は警戒していたものの,あっという間に家具の裏に隠れて出てこなくなって しまった. ゴキブリ除けのホウ酸団子とかを食べてしまうと危ないので必死で 探してやっと捕まえる. その後は段ボールにおもちゃを入れて遊ばせるに とどめたが,段ボールから脱出しようとしてばかりでおもちゃでは全然遊ぶ 気配がなかった. 昨日の特命リサーチのイルカセラピーではないが,動物には それなりの癒し効果がある. ハムスターでθ波が出ているかどうかははなはだ 疑問ではあるが...

情報番組ネタではあるある大辞典では人間関係についてやっていた. 番組でもやっていたように,人間関係は先入観とその後のフォローが微妙に 絡み合って形成される. 私は人に対して警戒心が強いせいか,だいたい 第一印象はよくない. まあ最初悪くて後で改善する方が非常によい人間関係 を作れるという話なので,まあその戦略はそんなに問題はないと思うが, いかんせん人間関係の幅は非常に狭くなりがちである. そもそもつくばに 住んでいると人間の階層が近い人が多いので偏った人間関係になって いることは間違いない. 研究所の中でも全く人と話さずに仕事が終わることも ある. 統数研とかではここより研究者の独立性がもっと高いらしいから, まだましかもしれないけど.


2002年2月18日

久々にスキーに行った。今年は子供がスキーに初挑戦。子供は覚えが速いという が、私の印象では覚えの速さよりも熱意の強さに圧倒される。子供はできなくて 悔しくて泣いてばかりいるのだが決してやめようとしない。大人ではなかなかあ そこまでできない。

CLIE で文章を書くと入力が大変なせいかどうも味気なくなるように思う(もと もと味気ないか^^;)。携帯語を覚えるか、それともやっぱり俳句?


2002年2月14日

前にも何度か書いたことがあるが,一番人気というのは「人気があるがゆえの人気」 というのに引っ張られるので割り引いて考えた方がいい. というわけで,今日は人気のある2作品に関するコメント.

まずはハリーポッター. ファンタジー好きの私としてはファンタジーが流行る のはうれしくないこともないが,どうも異常な感じがする. 大学の頃からローグやネットハックに熱中していた私としては, ハリーポッターの話を聞いて,そんなの昔から指輪物語があるじゃないか ぐらいに思っていたのである. ところが,その指輪物語が映画化されて流行っているという... あまり関係ないけど,宇多田ひかるが売れたおかげでミーシャが売れたという話にも 似ているなー. まあそれはそれでいいけど世の中不思議. そのうち日本のファンタジー作家も大売れするのだろうか? 大江健三郎もノーベル賞をもらった直後はいろいろ売れていたようだけど...

次は世界を100人の村に例えた話. 人間って結構スケーラビリティのない生き物なんだなーという感想を抱いた. つまり,身の回りの価値観だけで生きているから,全世界をいきなり提示されても 興味を抱かないんだなーということ. 別に中身はどうってことないのになー. それにこの本は妙に教訓じみ過ぎていて,どうも好きになれない. こんな絵本じゃなくてもっと細かい数字の載っているデータブックみたいな方が 私の好みにはあっている. そもそもこの話って,差出人不明のメイルがもとになっているという話で, これってまさにチェーンメイルじゃないの? これでまたチェーンメイルが 流行るといやだなー.


2002年2月13日

20数年ぶりに小学校のクラス会があり名古屋に帰った (20 数年ぶりと言っても, 私が出席していないだけで途中 1 回か 2 回あったようだが,,,)。 楽しみとともに不安もいっぱいだった。 20何年も経てばそれぞれいろいろな人生が積み重ねられる。波瀾万丈を経験してき た者、今でも夢に向かって熱く燃えている者いろいろいる。

なんといっても先生との再会が楽しみであった。 小学校4年で田舎から引っ越してきてなかなかなじめなかった 私を助け出してくれた恩人である。 クラスで一番背が小さくてやたら日に焼けて黒かった私に 「山椒は小粒でぴりりと辛いと言われるようになれ」と励ましてもらった記憶がある. 先生は還暦を過ぎ多少老けてはいたものの,当時のままの元気さであった. そもそも自分が当時の先生の歳に追いついてしまったというのは少なからぬ 驚きである. 果たして自分はどれだけ成長したのだろうか.

小学校のときの記憶というのはどんどん薄らいでいる. しかし,何かのきっかけでふと思い出がよみがえってくることもある. 同窓会はそういう記憶の再認とともに,当時ではわからなかったことを明らかに してくれたり,引っかかっていた心のモヤモヤが晴れたりと,いろいろな収穫が 多いものであった. 例えば,友達が当時自分をどう見ていたかというようなことはこれだけ年を経て 初めて素直に明かせる類のことだと思う.

あと感じたのは,小学校の同級生は地元にいる人が多いことである. 子供が同じ小学校に通っている人すらいた. 私の場合, 名古屋を離れてからの年数の方が長くなったし,あまり名古屋に帰ることも ないので地元に根ざしたつきあいはほとんどない. たまにホームページなどを見つけて連絡してくれる友達とかが いると非常にうれしくなる. というわけで,このページを読んだ同級生の みなさんメイルください.


2002年2月7日

今年は寒い冬になると思いきやこのところ暖かい日が続いている。それはいいの だが早くも花粉症の症状がでてきてすこぶる不快。

ところで大学も独立行政法人化を前にいろいろ営業活動だのなんだのとご苦労さ れている方も多い。お金をもうける営業は何かずれを感じざるを得ないが学生に 魅力をアピールする努力は必要かもしれない。ただどうしてもわかりやすくて流 行ものに人気が集中しやすいと思うのでそれで評価が下るというのもまずい気が する。

数学科なんかはほとんど生き残れないという説もあり、これからはフリーの数 学者が増えるのではないだろうかという話がでた。家庭教師とかのバイトをし ながらならなんとか暮らしていけるとは思うが、さらにつきつめて日本で少し お金をためて物価の安い国に行って研究するというのがいいのではないだろう か。数学がさかんなインドなんかがぴったりだと思うのだが、、、


2002年2月4日

時は金なりと昔から言うし、最近では時間をうまく使うためのHow-to本もよく売 れているようだ。しかし、あまり時間に追われるというのもつらいものだ。

私は時間の使い方がうまい方ではない。何か予定があると、その前かなりの時間 そわそわしてほかのことが手につかないし、電車やバスの移動中も景色をボーッ とながめていることが多い。景色をながめるなら、俳句の一つも詠めばいいのか もしれないが、風流を気取るのもなんだか疲れそうである。私の恩師は飛行機の 中で論文を書いてしまうすごい人だが、飲んだくれてボーッとしている方が性に あっている。そもそもこの日記からしてかなり気まぐれである。

というわけで、ぐうたら者には時間をあまりお金に換算しない方がいいという無 理矢理の結論をつけて今日はこのくらいにしておこう。CLIEでの入力にもずいぶ んなれてきた。


2002年2月2日

数年にわたって使ってきたPalm IIIの液晶が寿命になり, Sony のCLIE に買い換 えた. というわけでこの日記はCLIE で書いている.キーボードに比べると(特 に日本語の)入力速度はあまりにも遅いが,atokとか入っているので昔に比べれ ばずいぶんましだ.実際文章を書くのでもなければスケジュールの管理なんかは 英語の入力だけで十分の場合も多い.

小さいというのは大きな魅力だが私の場合は夏にはポケットの容量に入るかどう か疑わしい.私にとってもっとも重要なことはバッテリのもちの長さである.し ばらく鞄に入れて忘れていたとしても電池切れで使えないのでは意味がない.メ モリスティックが刺さるのも,何かと便利である.MS以外にもCFとかいろいろあ るがPCカードアダプタがあれば何の不便もない.後は品質管理のしっかりした Sonyのこと,保証期間切れの次の日とかに壊れないことを祈るのみである.

意外にたくさん書いたのでさすがに疲れた.今日はこの位にしておこう.(次は ないかも^^;)


2002 年 1 月 30 日

みなさま新年あけましておめでとうございます. (というには少々遅すぎますが...) 今年も怠惰にページを更新して行く予定なのでよろしくお願いします.

ところで,Windows XP マシンがぼちぼち出てきて,私のところにも一台 入ったのだが今まで使ってきた Windows 98SE に比べてずいぶんよくなった ように感じる. 古いデバイスとかがあるのでなかなか NT 系の OS には 移りきれないのだが,ダントツの安定性がある. まあ UNIX マシンみたいな 年中無休で行けるかどうかはまだ様子を見る必要があるだろう. ただ,やたらデフォルトでは表示とかに凝って重くなるのはやめてほしいものだ. ...と新年早々こんなに Microsoft をほめていいのだろうか?


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